AnimocaBrandsやYGGというビッグネームがパートナーとなっている期待のBCG『Labrado』。
先日当ブログでも、その内容と期待できる理由を書いた記事を書かせていただきました。

私自身もTwitterでギバウェイ企画を行ったり、WPを連日熟読しまくっていたのですが……。

延期されてる……!?
突然の延期アナウンス。
しかも期間は2週間……どういうことなんだ?
同じように突然のローンチ延期に戸惑っている方も多いと思いますので、今回はその理由と詫びについて解説致します!
答えは15ページに及ぶPDFにあった


まずはDiscord上で行われたアナウンスですが、こちらには意外と簡素に「延期」と「それに伴わう詫びイベント」について書かれてあります。
そして、本編はここからでして、こちらの投稿に併記されているMediumへ飛ぶと……。
そこにすべての答えがありました……!


とはいえ、日本人には英文のテキストは読みづらいだろうということで、日本人マーケットマネージャーのCocoさんがいつも通り素晴らしい仕事をしてくれてました。


こちらには15ページにも渡る内容を、全てネイティブの日本語に翻訳してあるPDFファイルが添付。
中を開くと読み易いのなんの……。
正直私が解説する必要もないかもしれませんが、かいつまんで知りたいという人がいれば、多少参考になればと思います。
延期の理由
- ユーザーに驚きのクオリティを提供したいから
- 941個のデザインエラー修正
- ジェム売却時のマケプレ機能の拡張
- ユーザーフレンドリーUIの追求
- 生データ提供項目の追加
- マルチランゲージ対応
- 初期ユーザー増加のためのオフィシャルギバウェイの実施
以上の7項目が今回ローンチが2週間延期となった理由だそうです。



え、マジで言ってる?
このあと一つずつ簡単な説明をしていきますが、これだけの内容をたった2週間の延期で対応させる気なのが純粋にすごいと思いました。……本当に2週間で出来るのかなと不安になる程度にはな!
それでは1つ1つ見ていきましょう。
1.驚きのクオリティの提供


『ちゃんと動くゲーム』かどうか、などではなく、『ユーザーを驚かせられるか』というところにスポットを当てているのが素敵です。ちゃんと動かないゲーム多いですからね……ええ。
2.デザインエラーの修正
Labrado の凄いところって色々ありますが、実はアミュレットNFT(キャラ)が実はジェネラティブNFTになってるところなんですよね。



パーツで組み合わせて生み出される唯一無二のNFTのことね!
一般的なNFTであれば、ジェネラティブは珍しくないです。
が、Labrado はBCGなんですよね。BCGのNFTがジェネラティブってなんかいいよね!
ちなみに1兆パターン用意されているそうです……すげぇ。


ちなみにこんな感じのエラーがあったそうで。
個人的には気にしなくても良いんじゃね? って思っちゃいますが、NFTを構成するパーツの1つ1つがパラーメーターやバフ効果などの役割があるらしいです。
特に画像にある薔薇や、羽のような構成パーツはかなりのバフ効果があるとかなんとか。
これらの組み合わせのうち上記画像のようなエラーが、初期配布の10万個から941個見つかったらしいです。



0.9%らしいよ……
うーん、すごい。
3.ジェム販売時のマケプレ機能の拡張


これはシンプルですね。
頻繁に行われるであろうジェムNFTの売買に関して、ユーザーファーストな機能拡張を行うそうです。
WP読み込むと、実は全然話題に上がっていないジェムNFTがかなりのパワーを秘めたものだと分かるのですが、これは……内緒にしとこ。続きはWEBで(死語)!



STEPNとかやってた人ならジェムのえぐさは想像つくはず
4.ユーザーフレンドリーUIの追求
こちらの文面を書いたのはおそらくファウンダーの方かと思いますが、
僕がBlockchain Gameをプレイする際は、必ず毎回2つのブラウザを開いていました。
公式提供PDFから
1つはゲームをプレイするために、もう1つはWPを確認するためでした。
正直この作業は本当に面倒臭いです(笑)
全くユーザーフレンドリーであるとは言えません。
そこで、Labradoでは以下のようなデスクトップUIとすることで、Labradoをプレイしな
がら、White Paperを見てロジックや数字を確認することができるようにします。
もうブラウザを2つ開く必要はありません。
とあり、彼自身がプレイヤーでもあり、その際に感じる不満を改善したいという思いが伝わってきます。
これは私も言われてみればそうだよな、と感じる部分ではありました。


こちらの画像のように、左にスマホと同様の画面サイズのゲームウィンドウを設置し、右にはWP等にすぐにアクセスできるような配置を考えられており、現在ローンチ直後から使えるようにするみたいです。



ユーザー目線って素敵
5.生データ提供項目の追加


リソースの関係で一部省略していた生データの項目を大幅に増やすとのこと。
- WaveごとのそれぞれのBattle fieldにおける$LBRD配布量
- WaveごとのそれぞれのBattle fieldにおける稼ぎ量TOP10のユーザー
- WaveごとのそれぞれのBattle fieldにおける属性ごとの武器数
- WaveごとのそれぞれのBattle fieldにおける種類ごとの武器数
- WaveごとのそれぞれのBattle fieldにおける職業ごとのアミュレット数
- WaveごとのそれぞれのBattle fieldにおける性別ごとのアミュレット数
- WaveごとのそれぞれのBattle fieldにおけるレベル別のアミュレット数
- WaveごとのそれぞれのBattle fieldにおけるレベル別の武器数
上記8項目が、生データとして取得できるようになるそうです。
これによりユーザーはより戦略的に組み合わせや投入戦地を選ぶことが出来るようになります。



パチスロの解析データみたいね!
冗談ではなく、本当にそんな感じ。
ちょっと脱線しますが、パチスロってちゃんとした解析データがあるからこそ、設定推測や機械割に基づいた立ち回りができます。中には一部データが非公開のものもあったりしますが、その場合は統計学で補っていく必要があるのでめちゃくちゃ大変なんですよね。
生データがこれだけの項目が手に入れば、かなりの期待値稼働ができそうですw
6.マルチランゲージ対応
ローンチ初期では英語のみの予定だったそうですが、日本と中国のユーザー関心が高いため、ローンチ時から英語、日本語と中国語の3言語対応させるそうです。
英語に関してはDeepL翻訳大先生頼みの私としても非常にありがたい……!
7.初期ユーザー増加のためのオフィシャルギバウェイの実施
こちらは反響に答える形で、当初ローンチ後に予定していた公式ギバウェイの前倒しとのこと。
期間は10月11日~10月17日までとなっており、こちらで当選した方はもちろん初期組としてゲームに参加できます!



注目度が高いだけにこれは嬉しい対応!
なお、すでに当選している方も、今回のキャンペーンに関しては参加可能となり、当選した場合は武器もアミュレット(キャラ)も2つ持った状態でスタートダッシュがぶちかませそうです。私も参加するぞ!
延期に対しての詫びがやってくる
Wabi Culture from Japan
公式提供PDFから
僕が以前、東京のゲーム会社と共同開発プロジェクトを、総合プロデューサーとして推進
していた際、詫び石と呼ばれる文化の存在を知りました。詫び石とは、深刻なバグやスケ
ジュール遅延によってユーザーに迷惑をかけた際に、開発側で有料のジェムやコンテンツ
を無料で提供するという行為です。
日本語で「Wabi」とは、謝罪を意味し、「Ishi」はジェムを意味します。(日本の方々に
は余計な説明かもしれませんが。笑)これはとても日本らしい文化だと私は感じました。
開発者たちはユーザーに迷惑をかけた際に自分たちの収益を削ってまでも有料で価値のあ
るものを謝罪として提供すべきであると。
oh…it’s a Wabi Culture…
うん、なんかもう面白すぎますよね。
これまでの延期理由を凄い熱量で語ってくれたあとにこれである。
ちなみにイメージ画像として、下記の画像が貼り付けられていました。



吹き込んだやつ出てこいw


こちらのイベントの「Wabi」に関しては、『1st Wabi-Event: Free Minting Campaign from Oct 20 to Oct
22』と名付けられ、ゲームローンチ直後から実施される予定となっています。
内容としては、ユーザーに全員に対し無料ミントチケットのチャンス!
チケットは武器 or アミュレット(キャラ)どちらに対しても使えるとのこと。
獲得方法はなんと「Discord内のレベルで当選率が変動、期間中毎日抽選」といった感じ。


コミュニティをゲームと密接な関係にしたいという旨が、どこかに書かれていたかと思うのですが、まさかここでさっそく施策が打たれるとは思わなかったですね。おもしろい。
Labrado ゲームローンチ延期のまとめ
ここまでしてくれるなら待つよ!
VCが付いていようと、開発元が凄かろうと、予定が変更されることを私も含めてユーザーは望んでいません。
最近の動向を見ていると、熱しやすく冷めやすいのがBCGユーザーの常ではあるので、内心かなり不安材料として上がってきていました。
しかし、テキストを見ると真摯な姿勢と、延期に対する詫びがしっかりと考えられて逆により盛り上がる材料として上がってきた気がします。
この文章を書いた日、それは公式ギバウェイが始まる日です。
すでに当選した人も参加できるとあって、これは熱くなりそうですよ!



なんとかしてギバウェイをもぎ取りたい!
今の私にはその一念しかございません(煩悩)
ますます盛り上がることになりそうなLabrado。
これからも要注目ですよ!